小さな会社の帳簿はシンプルに
《二代目社長アドバイザー:経営初心者・なんでも相談室》
★【小さな会社の帳簿はシンプルに】
●相 談 (30代男性:会社社長)
リハルさん、こんにちは。
20代そこそこから起業し、10数年社長をしています。
社長といっても建設関係なので、私以外は職人で、会社の中のことは全て私ひとりでやっています。
小さな会社といっても社員は10名ほどいるので、社長兼事務員兼職人としての日々です。
社長としての悩みは、「資金繰り」です。
最近は、会社の資金と自己資金がごちゃ混ぜになり、年度末に慌てて整理することが定番のようになっています。
やっぱり、会社の「帳簿」は毎日つけた方がいいですよね?
アドバイスください。
●リハルの回答
◇会社の帳簿は毎日つけてください!
会社は経済活動を行う組織ですから、その経済活動の成果となる金銭の統計をとならいことには、「今日儲かったのか?」が分りません。
今日の成果が分らないということは、明日からの活動方針が立てられないということです。
闇雲に会社経営をしていても儲かった時代は、とっくの前に過ぎ去りました。
混沌とした現代日本においては、売買そのものによって損失が出るかもしれない時代です。
ましてや、売買で利益が発生していても、固定費で損失が出ているかもしれないことを注視することが不可欠です。
特に個人商店的会社の場合、以下に気をつけましょう。
1.会社のお金と個人のお金を混同しない
2.後から請求がくる項目を把握する(買掛金・税金・公共料金など)
◇冒頭、「会社戦略を決める統計としての帳簿記載」をあげました。
小さな会社が陥る落とし穴として、帳簿を「記録」しだすということがあります。
記録に力を注ぐと、記録することが目的になったり、記録することに時間や労力などの会社資源が注がれます。
小さな会社において大事なことは、”その日の会社の状態把握”であることを忘れてはいけません。
細かい帳簿記録は税理士等に任せて、社長としてのアナタは”お客様活動”に時間を割くべきです。
お客様からしか「お金」をいただけないということを見失わないようにしてください。
従って、先ずは、丁寧な帳簿よりも、日々の収支を把握しましょう!
「入金合計-出金合計」から始めればいいです。決して、1行1行細かくなんて意識しないことです。ここでは、”トータル”が問題であるからです。更に、最初の段階は「毎日継続する」ことが肝要だからです。
ただし、使ったけれど後から請求がくるものはしっかりと把握してください。
それが慣れてきたら、決算書上の「貸借対照表(資産)」「損益計算書」と「資金繰り」の3つを混同しない練習をしましょう。
黒字倒産が起こる理由は、この3つを混同してしまうためです。
そうやって日々収支をつけていくことが日課になれば、自然と細かい帳簿をつけているようになってくると思われます。
優先順位1番→必ず毎日できるやり方で始める!
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