セルフレジ
《二代目社長アドバイザー》
★【セルフレジ】
●「省力化」も遂にここまできたか~!
<セルフレジ>
何カ月か前に、インターネットの記事でその動向はうかがい知れたが、今日偶然初めて目にした。
スーパーのレジも、電卓→レジ→お釣り機能→キャシュレスレジと進化して「省力化」し、そして今回は遂に「無人化」した。
もはや止められない時代の流れである。
●僕はよく、スーパーで洞察する。
大手スーパーで接客や合理化を学び、また、経営規模の大小による戦略の違いを洞察するためである。
一方、1店舗あたりの規模が似通っているコンビニからは、母体企業のチェーン展開や根底の戦略を学ぶようにしている。また、時代の最先端のニーズをいち早く反映しているのもコンビニである。
●これまでの<レジ>の進化は、「省力化」と「低コスト化」が主眼であった。
レジの進化によって、レジ係りの作業時間を短縮することは、すなわち人件費の削減に直結していった。
しかし一方、レジにおけるつり銭間違いをなくそうとすれば、高給のレジ係りを配置しなければいけないというジレンマが尾を引いた。
そこで、近年登場したのが、「キャッシュレス・レジ」であった。
レジ係りが、お客からいただいたお金をレジに投入すると、そのお金はレジ機に収納され、同時にお釣りが出てくるのである。
これならば、「つり銭間違い」と「レジ係りがくすねる」ことを防ぐ一石二鳥である。
それからいくらも経ないで、遂にセルフレジが登場した。
●まだまだ大手スーパーの1角に実験用として設置されているに過ぎないが、新しモノ好きな僕は、早速利用してみた。
画面に向かって、商品のバーコードを通過させる。
すると、画面に購入商品が表示される。
考えてみれば、お店のレジ係りの人がやっている操作と同じである。
●お店としてクリアしなければならないのが、「万引き」。
冒頭画像に「モニター」らしき物が付いているので、そこで監視(録画)しているのであろうか?
バーコードを通した購入商品を、横に設置されたレジ袋に納めるのであるが、もしかしたら「商品の重さ」も認識しているのかもしれない。
まだまだ試運転段階なので周囲で店員が見守っているが、これからの主流となることは間違いない。
ガソリンスタンドばかりではなく、スーパーにおいても「セルフ」の時代である。
●このセルフレジは、従来の「省力化」から一気に「無人化」を可能にしている。
スーパーとしては、レジ回りの人件費が生産を生まない経費として悩みの種であった。
「スーパーのパートもなくなっちゃうわよね」
世の奥様連中が嘆くのでろうが、それだけには留まらない。
レジに「間違い」が起こらなくなり、「人が不要」となれば、当然従来のレジを統括していた「管理職」も不要となる。
せいぜい必要なのが、セルフレジを管理・監視する係りである。
●昭和の復興期、日本においては工場生産の量産が日本の再生を支えた。
『おしん』に見られるように、薄給の労働者に罵声を浴びせる工場長。
21世紀の現代においても、よく見る管理者像である。
ところが、その罵声を浴びせる相手がいなくなる。
=管理職も不要ということだ。
時代はエモーショナルに移った。
「働かざる者、食うべからず!」
から
「”考えざる者”、食うべからず!」
に間違いなく移行している。
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