血統ロマン
《よもやま話》
★【血統ロマン】
かつての競走馬は、「お尻がたれている馬はダメ!」というのが定説であった。その定説ににあえて挑戦したのが、何と日本一の牧場・社台ファーム。日本一であろうが、挑戦し続ける姿勢は賞賛に値する。
いや、むしろ「日本一だからこそ挑戦し続けることが命題」なのである!
その挑戦が見事功を奏して、社台の名を世界に轟かせたのが、この”サンデーサイレンス”。
かつて、一口馬主ですが、そのうちの1頭がサンデーサイレンス産駒でした。日本一の相馬眼・岡田繁幸氏が初めて選んだサンデーでしたが、1勝後に骨折。
●生物としての「馬」と、人間が長い年月を掛けて育んだ芸術としての融合である”サラブレッド”。そこには、人知を超えた「美」を感じる。
近年、日本のサラブレッド市場も時代を反映して、かつての庭先取引(個別取引)からセリ市によるオークションが主流となっている。
一昨年(順当ならば今年デビュー)の仔馬のセリ市で、史上最高値の「6億円」で取引された仔馬がいた。
しかも牝馬。
いい馬もお金次第・・・といったところでしょうか?
●僕は、賭け事としての競馬はほとんどやらないが、馬の「血統」を研究するのが大好きだ。
単純な「お父さん×お母さん」の理論から、母系優勢遺伝を始めとした「馬の持つ遺伝学」に着目した理論。あるいは、「奇跡の血量」と呼ばれる血の濃さを論じている理論もある。
今現在「完成」した馬を購入するには、ひとよりも高いお金を支払えば購入することが可能である。
しかし、自分が理想とする血統馬を完成させようとすると、父×母であっても5年以上、じいちゃん×ばあちゃんまで遡って完成させようとすれば10年以上、そのまた前の代からならば・・・・・。
果てしない”未来”を見据えて完成させる一頭のサラブレッド。
それはお金では買えない時間が成し得る”夢”である。
よく、「時間はお金で買える」と表現される。
確かにそうだ。金沢に住む僕が東京に行こうとすれば、歩けば数週間、電車なら数時間、お金を掛けて飛行機で行こうとすれば1時間で到着する。
しかし、そこでいう時間とは現在を時間軸においての論理であり、未来というスパンとは違う。
だからこそ、サラブレッドの血統には”ロマン”を感じるのである。
”ロマン”は人々の時間と愛情が醸成したときにこそ達成できる形である!
それはお金では買えない尊いものであり、お金で買おうとしてもいけない!
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●先日紹介した”マジック君”。
初めて目の前で観たクロースアップマジックは、驚きを超えて怖いくらいの体験であった。
そんなマジック君のブログをリンクさせていただきました。
http://nakanomaclaine.cocolog-nifty.com/blog/
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riharuk@nifty.com ← 次は、あなたとの出会いを待ってます!
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コメント
ほんとに競馬はいいですね
現役のとき好きだった馬が何年かすると、父親や母親となりその子供がターフを走っている。
ほんとに好きだった牝馬と牡馬の子供ならそれだけでファンとなり追っかけみたいなことをしてしまう
サラブレッドに延々とつがれているのは血だけではなく、ドラマも一緒につがれているから深みがあるんやと思います。
投稿: てらぞう | 2008年9月 9日 (火) 10時05分
てらぞうさん、こんにちは。
私が東京に住んでいた頃は、ミスターシービーやシンボリルドルフの時代でした。
両馬ともJRA史上に名を残す名馬ですが、種牡馬としてはその系統が絶えそうなのが残念です。
投稿: リハル | 2008年9月 9日 (火) 10時17分
こんにちは、リハルさん。
時間と愛情が醸成したときですかぁ。
この言葉自体にロマンを感じますよ。
ロマンって、使われなくなっている
言葉ですけど、何かいいですよねぇ~。
投稿: ココレボ社長 | 2008年9月 9日 (火) 12時12分
ココレボ社長さん、こんにちは。
最近若い方の集まりに顔を出すこともあるんですが、若い方から古臭い言葉を聞くことが多々あります。
きっと、古臭い言葉にこそ、言葉の本質が秘められているからなんでしょうね。
一方、オッサンの僕の年代は、若い言葉使いになっています。
逆ですね。
投稿: リハル | 2008年9月 9日 (火) 12時52分